がんを治しましょう|がんについてどのくらい知ってる?直腸がんから見るがんの基礎知識

がんは治療で治せます

がんの歴史は非常に古く、2世紀頃から文献に資料が残されています。しかし、がんの正体がわかるのにおよそ15~16世紀以上かかり、そこから治療可能になるのにさらに5~6世紀かかりました。現在、医療技術は発展し、かつて不治の病とされていたがんは治療法が確立されています。

がんの主な治療方法

外科療法

がん治療の代表的な治療方法の1つが、外科手術による摘出です。直腸がんを始めとする様々ながんは、初期段階の場合がん細胞と通常の細胞とわけられているため、外科手術によってがん細胞のみを摘出すれば完治できます。しかし、病状が悪化した場合、がん細胞が広がり、周りの内臓などにも広がっていきます。これを浸潤といい、浸潤が進んだがんは治療が極めて困難になります。

化学療法

がん細胞を切除するのではなく、抗がん剤によって攻撃、死滅させるのを化学療法といいます。化学療法によって用いる抗がん剤は健康な細胞にも負担をあてるため、様々な副作用が発生します。しかし、医学の発展により副作用も昔に比べればだいぶ抑えられ始めています。主に外科治療などと併用して行なわれることが多いです。

放射線療法

がん細胞を放射線によって直接焼き切るというのが放射線治療です。上記2つと併せてこれら3つはがんの三大治療といい、これら3つを組み合わせてがん治療を行なっていきます。放射線治療も抗がん剤治療と同じく、健康な細胞にも影響が及ぶため副作用があります。現在はよりピンポイントで照射することが出来るようになりましたが、発生した部位によっては放射線治療事態が行えない場合もあります。

免疫治療

現在研究中の治療が、免疫治療です。これは体内の免疫細胞を活性化させがん細胞を攻撃、死滅させるという治療方法です。まだ研究段階なので実用化は一部病院でしか行なわれていませんが、副作用が少なく、将来的にがん治療に大いに活躍する可能性のある治療方法です。

がんを治しましょう

女の人

がんの検診

直腸がんをベースにがん治療の流れを見ていきましょう。まず、触診やCTスキャンなどの機器を使い、がん細胞の位置を確認します。そこからがんの進行具合を確認し、治療方法を考えることになります。直腸がんは比較的発見がしやすいがんであり、定期的にがん検診をしていれば初期段階での発見もしやすいです。

治療

がん細胞の箇所、状態を確認した後、治療を行ないます。基本的には外科治療であり、がん細胞を直接除去するのが確実です。直腸がんの場合、基本的には開腹手術(お腹を切開し、そこからがんを除去する手術のこと)ですが、初期段階で肛門近くにあった場合は、開腹手術ではなく肛門の方から切除することになります。なお、手術中は麻酔がきいているため意識がないので見ることは殆どありません。

早期段階で行える治療、内視鏡手術

肛門の近くになく、なおかつ早期段階のがん細胞は内視鏡手術によって切開箇所を必要最小限に押さえた手術が可能です。内視鏡手術とは、体に二ミリ程度の小さな穴を開け、そこから内視鏡と手術器具を挿入し、がん細胞を切除するという手術方法です。内視鏡手術により、切開することなく手術ができるので縫合などの必要もなく、患者の負担を最小限にまで抑えた治療ができます。

直腸がんには免疫療法の併用が効果あり?

直腸はその位置関係上、手術には高度な技術が必要になります。そのため、医者にも患者にも大きな負担を与えやすいのが問題となっています。かと言って、抗癌剤治療や放射線治療は副作用が怖く、発見が送れると治療が少し難しくなります。よって、免疫療法を併用し、負担を減らして治療する病院は多いです。しかし、免疫療法は自由診療であり保険がおりないため、最もベストなのは初期段階から直腸がんの有無を確認することです。定期的な検査を行い、がんのリスクを減らしましょう。