がんとは一体何なのか

診察

細胞の異常によって人体に悪影響を与えます

がんは、正常な細胞が異常をきたし、異常増殖をした結果発生した悪性腫瘍のことです。いってしまえば、内臓に出来るできもののようなものです。しかし、このできものは非常に厄介であり、増殖を続けるため体の栄養を大量に奪い、内臓の機能を弱めてしまいます。さらに、増殖したがん細胞がリンパ管や血管を通して体中に行き渡り、様々なところに広がって(転移)しまいます。その結果、生命活動の維持に重要な臓器が弱まり、死に至るのです。

体の至る所にがんはできます

前述しましたが、がんは細胞の異常によって生まれたものです。つまり、細胞でできた場所ならどこにでもでき、どこにでも転移するということです。直腸がんを始め、胃がんや肺がん、前立腺がんといった内臓の他にも、骨にだってがんができる可能性があるのです。なお、心臓と小腸は他の臓器に比べ、転移する確率が非常に稀です。その理由として、心臓を形成している細胞はほとんど分裂をしないため、がん細胞が分裂することはほぼ無いからです。小腸に関しては、実はまだ理由がはっきりしていません。様々な説があり、がん細胞が増殖不可能な環境にあるから発生確率が低いというのが大まかな見当であり、目下研究中です。

死亡率の高いがんTOP3(男性限定)

no.1

肺がん

現在男性で最も死亡率が高いのが、肺がんです。その理由として喫煙が挙げられます。喫煙した場合、肺がんの発生確率は非喫煙者の20倍のリスクがあるとされている他、自分はタバコを吸っていなくても誰かのタバコの煙を吸うだけで喫煙者と同じリスクが発生してしまいます。しかし、逆に言えばタバコを吸わなければ肺がんが発生する確率は大幅に抑えることが出来るというわけです。

no.2

胃がん

肺がんについで多いのが胃がんです。胃がんは、過度な飲酒やピロリ菌も胃がんの原因であり、喫煙も発生リスクを上げています。なお、よく誤解されているのですが、胃潰瘍がそのまま胃がんになるというケースは少なく、全くの別物です。特徴としては、転移がしやすいがんであり、リンパ節転移によって初期段階でも他の部位もがんになりやすくなってしまいます。よって、こまめながん検診が重要となります。

no.3

大腸がん

大腸がんは、現在患者数が急増しています。なお、大腸がんは、結腸、直腸、肛門などにできるがんの総称であり、特徴としては発見がしやすく、治療も比較的簡単な部類に入ります。しかし、範囲が広く、できた箇所によって有効な治療方法も異なってきます。基本的に早期発見早期治療を心がけることが重要であり、人間ドックやがん検診で定期的な治療を心がけましょう。